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オーブンレンジを買い換えたい

いま使っているオーブンレンジは一人暮らしをはじめた頃から使い続けているもので、もう 10 年選手になります。SHARP の RE-S15B というモデルで、たしか 15,000 円くらいで買ったと思います。

RE-S15B

価格.com - シャープ RE-S15B 価格比較

特に壊れているわけではないですし単に加熱する分には問題ないものの、冷凍ごはんなど解凍のパワーが弱過ぎるのと(※ 2 回やらないと満足に解凍されない)ボタン部分がボロボロに剥げてしまい見てくれ的にも古ぼけてきたので、ぼちぼち買い替えても良いんじゃないかなと思うようになりました。

「特別給付金もらえることだし、ちょっとランクアップしていこうかな」

オサレに振り切ったバルミューダ「The Range」

いうてオーブン機能を使って大きな肉塊を焼いたりもしなければパンクリエイターでもないので、多機能・高機能なのを買っても持て余すだけです。それなら最低限必要な機能だけを備えてちょっとルックスがシュッとイケてるものを選べは良いかということとなり、パラメータをルックスに全振りした(であろう)バルミューダの「The Range」を調べてみました。

The Range

BALMUDA The Range

一般的にオーブンレンジと呼ばれるものは「オーブン」「解凍」「トースター」など加熱以外にも様々な機能を備えているものを指します。この The Range も「オーブン」と「解凍」機能はあるのですが、なんと肝心の「トースター」機能がありません。それもそのはず、別でスチームトースターを出しているのだからそっちを買ってくれとのことらしいです。公式サイトの FAQ に明記されていました。

それはそうなのですが、二台も置くほど我が家のキッチンにはスペースに余裕はないのでこれは厳しい。たしかにバルミューダのトースターは愛用してる知人も多く評判は良いみたいですが、僕はどちらかというとごはん派で、そこまで熱心にパンを食べるわけではありません。せいぜい週 2~3 日くらい朝食が食パンになるくらいのライト層です。その程度の自分にはあのトースターは敷居が高すぎますし、オーブンレンジを買い替えたいだけなのにそこまで出費するのは何かが間違ってる気がする。よって却下。

どこかで見たようなデザインの SHARP「RE-WF18A-B」

次に目をつけたのがこちらのオーブンレンジ。ものすごくバ ○ ミューダ感あふれるデザインですが、これはこれで綺麗にまとまっていて良さを感じます。

RE-WF18A-B

RE-WF18A | オーブン・電子レンジ:シャープ

キッチンの戸棚が真っ白なので、こういった黒いボディは映えそうな気もします。そして何より「トースター」機能がしっかり搭載されている。いいじゃないか、君はもう充分バル ○ ューダを超えているよ。

要するに中身はごくごく普通のオーブンレンジというわけです。いま使ってるのと基本的には同じ路線ということですね。お値段もまぁまぁリーズナブル。

※ 途中で裏返す必要がある

いま使っているオーブンレンジは古き良き「ターンテーブル」型です。トースト機能を使う際は中皿をはずして網状の土台の上に直接パンを置いて加熱するわけですが、若干宙に浮いた状態となるため両面に火が通ってそのまま焼き上がる様になっています。10 年間これを使い続けているので僕はこれが普通だと思っていました。

しかしこのレンジは「フラット」型というもので庫内にターンテーブルがありません。網状の土台も無いためパンを焼く際は直接庫内に置くわけですが、これでは片面にしか火が入りません。つまり両面を焼くには一度手で裏返す必要があるわけです(web ページに小さい文字で書いてありました)。

めんどくさ…… ('A`)

ものすごく地味な点ですが、これはちょっと萎えますね。どうせ新しく家電を買うならちょっとは生活の効率を上げたいものです。これですと現状維持どころか却って下がってしまいます。ダメだ、却下。君はまだバルミュー ○ を超えられていないようだね。

できるだけいま使ってるのと同じくらいのサイズで探していたのですが気になるものが見つからなかったため、もう少し大きなモデルも含めて探すことにしました。

新たに決めた条件はこちら。

  • いま使ってるのより性能・機能で優れている
  • 一度にパンの両面が焼けるトースト機能
  • 大きさは 26L まで (※ これ以上は流石に大きすぎる)
  • それなりにスッキリした見た目をしている

Panasonic Bistro スチームオーブンレンジ「NE-BS606」

NE-BS606

スチームオーブンレンジ NE-BS606 | 商品一覧 | レンジ | Panasonic

庫内がフラットタイプですが、グリルプレートと金網が付属しているので一度に両面焼きができます。スチーム機能も搭載しているため、単に加熱するだけでなくふんわりと仕上げてくれるのだとか。特にパンを焼く時に真価を発揮するみたいです。そういえばバルミューダのトースターもスチームを加えることで窯焼きに近い仕上がりを実現してるんでしたっけ。それと同じ仕組みということか、なるほどな。

操作パネルも比較的スッキリとまとまっていて落ち着いた雰囲気です。残念ながら白色のみの展開で、黒モデルは無いとのこと。うーん……、自分で塗装できないかな…… 🤔

Panasonic Bistro スチームオーブンレンジ「NE-BS656」

NE-BS656

スチームオーブンレンジ NE-BS656 | 商品一覧 | レンジ | Panasonic

NE-BS606 よりグレードがひとつ上のモデル。こちらは黒モデルもありました。うん、うちにはやっぱり黒色の方が収まりが良い気がする。

基本的な調理機能は NE-BS606 と同じですが、こちらは操作パネルが液晶タッチパネルをメインとしているため物理ボタンが少なく、よりスッキリとした UI となっています。スッキリしてるのは良いのですが、でもそれで 2 万円以上も価格差が出るのはちょっとどうなんですかね……?

やっぱり自分で塗装するしか……。

Panasonic Bistro スチームオーブンレンジ「NE-BS806」

NE-BS806

スチームオーブンレンジ NE-BS806 | 商品一覧 | レンジ | Panasonic

Bistro シリーズのミドルレンジモデル。庫内の容量が 30L なので条件を超えていますが、筐体自体の大きさが先の 2 モデルと殆ど変わらないため候補に入れました。こちらも白色と黒色のモデルがありました。

基本的な調理機能は NE-BS606 と同じですがこちらはどうやら型落ちモデルらしく、後継機種が近々発売されるみたいです。そのお陰か価格が若干控えめ(?)になっているのが嬉しいポイント。型落ちといってもこれが発売されたのは 2019 年と 1 年前ですからね。10 年以上使うことを考えるとなんの問題も無いでしょう。

SHARP HEALSIO 「AX-AW600」

AX-AW600

AX-AW600 | オーブン・電子レンジ:シャープ

スチームオーブンの代名詞的存在であるヘルシオシリーズ。その上位モデル(※ ハイエンドではないらしい)がこちら。価格も先ほどの Bistro よりずっと上位のそれとなっております。どうしてこんなのに目をつけた……?

ただし、見た目はわりと好きな方です。プラズマクラスターや Twitter の公式アカウントなど何かとネットではネタにされがちの SHARP ですが、デザインセンスは国内メーカーの中ではかなり高い方だと思うのですよね。それだけでなくスチームオーブンを普及させたり、最近ですとヘルシオ ホットクックをヒットさせるなど商品開発力も高い優良メーカーなんじゃないかな、と。

調理機能においては、単純な加熱よりもスチームを使った調理に振り切っている印象です(もちろん普通の加熱も問題なく出来るみたいですが)。温野菜やグリルが出来るのは嬉しいですね。カボチャとかブロッコリーを蒸したり焼いたりするのが好きなので。まぁ Bistro でも同様のは出来ると思いますが、一定のファンを獲得してるヘルシオなだけあって、きっとクオリティはこちらの方が上なのでしょう。どうにかして食べ比べできないかな?

知人が「パンは焼けませんよ」と言っていたのですが、よくよく調べてみると問題なく焼けるみたいです(たぶん)。

うーん、どれにしようかな。他にもまだ探してみようかな、悩むな。

というか多機能・高機能なのを買っても持て余すだけだと言っていたのに、なんでこんなものまで候補に入れてるんだろう……? 🤔