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Martin 000-18(アコースティックギター)が超お買い得だったので勢いで購入した

数年おきに「アコースティックギターを弾けるようになりたい」という衝動に駆られるのですが、「とはいえエレキギターも未だに満足に弾けてるとはいい難いしなぁ」と自分に言い聞かせながら気持ちを落ち着かせるというのを何度も何度も繰り返してきました。

少し前に勤め先の同僚氏との雑談でギターの話題になったことでアコギ購入欲が再燃したわけですが、やはりこの時も「いやいや、このところエレキですらご無沙汰だし、まずはそっちをちゃんと弾こうよ」ということで、年末年始休暇に入ると同時に久々に(エレキ)ギターの練習を再開したわけです。エレキも全然楽しいです。

御茶ノ水の楽器街を散策

水道橋の歯科病院にて検査した帰りに御茶ノ水の楽器街に立ち寄ったときのこと。店から店へと何気なく見て回っていたのですが、どうにもアコギの方へ視線が向いてしまう。どの店も(社会状況的な理由で)客入りがまばらということもあり何かと試し弾きを勧めてくれるのですが、数本弾いてみてもどうにもピンと来ない。どれも「一本目のアコギ」としては必要充分な品質とコスパを実現しているのでまず失敗することはないと分かってるのですが、購入意欲がそこまで高まっていないのか、「うーん、別に買わなくてもいいかなぁ」で終わってしまう。

ちなみにここまでに試し弾きしたのは下記のモデル。

YAMAHA / Seagull / Taylor

全て新品で、だいたい 10万円 ~ 15万円といった価格帯。安くはないですが丁寧に扱えば一生使い続けられる楽器と考えると、そこまで悪い買い物ではありません。が、あと一押し何かが足りないのか思い切ることができない。

中古品にも目を向けてみる

「アコギの中古品はエレキと比較してハズレを引くリスクが高い」というのが通説ですが、それはメルカリ・ヤフオク・EC サイトといった現物を直接見ずに買うときの話であって、店舗で直接試し弾きして選ぶ分にはそこまで心配する必要は無いというのが僕の考えです。あくまで個人の経験則ですが、御茶ノ水や渋谷にある中堅 ~ 大手楽器屋が取り扱うものであれば、年代物のビンテージ品でも無い限りそういったリスクはほぼ無いと思いますし、仮に状態に難があれば店員の方が予めその旨を説明してくれます。

ということで中古品にも目を向けてみると一気に選択肢が広がります。やはり楽器屋巡りはとても楽しい。

イシバシ楽器にて Martin 000-18 の中古品に遭遇

アコースティックギター界の永遠のスタンダードである Martin。その中堅ランクである 000-18 は新品ならどんなに安くても30万円以上するのですが、 その中古品がなんと 15万円(税抜)で売られていました。中古品でも20万円程度が相場なので、この価格は驚異的です。外観にも傷らしい傷は殆ど見当たらず非常にきれいな状態で、ハードケースなどの付属品も全て揃っています。

Martin 000-18

Martin 000-18

試し弾きして音を聴いた瞬間に気に入る

せっかくなので試し弾きさせてもらったわけですが、最初の一音を弾いた瞬間にどうして今までアコギを欲しいと思いつつも購入に至らなかった理由が分かりました。シンプルに僕の好きな音がこれだったからです。

永遠のスタンダードである Martin ギターの音は、誤解を恐れずに言うと「いわゆる『普通』のアコギの音」です。多くの人が普段から聴き慣れてるということは言い換えると「普通の音」であり、そしてそれこそが心地良い上質な音(= スタンダード)なのです。

これまでに試し弾きしたギターは、どちらかと言うと現代的にアップデートされた音であり普通のそれよりもキラキラとした華やかな印象を全面に出しています。これは各メーカーが現代の音楽シーンに対応してきた結果なのでそれ自体はとても良いことなのですが、あいにく僕が聴き慣れているのは 60s, 70s といったレトロな音楽なので、そうなるとどうしても Martin や Gibson といった古き良き王道の音の方に惹かれるというわけです。

なるほどな、その発想は無かった。

勢いに任せてそのまま購入 - 大満足

他にも Martin の別モデルや Gibson の(比較的)掘り出しモノがあったのですが、000-18 が圧倒的にお買い得だったのでこちらを選びました。ネックの角度に若干の調整の余地があるとのことですが、音自体に悪影響は出ていないのと閉店時間が迫っていたということもあって、この日はそのまま持ち帰ることに。新年早々とても良い買い物が出来ました。

Martin 000-18

エレキ慣れした人にとっても非常に弾きやすい

そんなわけで、この頃はアコギをメインに弾いています。いままでずっとエレキしか弾いてこなかったので、サイズ感の大きく異るアコギに慣れるまで多少の時間を要するのが普通です。が、今回購入したモデルはネックが薄くボディサイズも若干小ぶりに作られているので、はじめから殆ど違和感なしで弾けています。いや素晴らしい。

とはいえアコギ特有の奏法に関しては全くできないしレパートリーも全く無いので、基礎的なところから地道に練習していこうと思います。最初の一本が Martin 000-18 というのは我ながらとても贅沢だと思いますが、モノが良いだけに道具のせいにするといった言い訳が一切できなくなるので、真面目にやっていこうと思います。

とりあえずは The Beatles と Eric Clapton あたりからレパートリーを増やしていこうかな、と。