
ルンバ i7 を買った
意を決して ロボット掃除機購入を決意
ロボット掃除機の類は過去に何度も検討していたのですが、なかなか購入に踏み切れずにいました。掃除・洗濯・炊事(三大家事)のうち掃除は昔から比較的好きな方だったというのが主な理由です。
が、ある日 YouTube で観た下記の動画にて 「自分の時間を増やすものにお金をかけろ」 と言っていたのを受けて妙に強く納得してしまったため、人生何度目かのロボット掃除機購入欲が湧いてきました。
検討の末 ルンバ i7 を買った
当初はエントリーモデルのルンバ e5を買おうと思ってたのですが、ネットの比較記事を読み漁ったり店員の説明を受けたりした結果、上位モデルの ルンバ i7 を買うことにしました。

価格が e5 の約2倍と当初の予算を大幅に超えていたのでかなり躊躇しましたが、センサーや吸引力などハードウェア周りの性能がe5 と比較して大幅にアップグレードされているとのことだったので、思い切って i7 を選択。先に結果を言うと、満足しています。
他候補について
余談ですが購入前に実際に使っている人の声も欲しかったので、社内チャットの雑談部屋で同僚たちから使用感などを募ったりもしました。「ルンバシリーズを使っている」という声が比較的多かったですが、意外にも Anker や ECOVACS といった中国メーカーの製品を使っているという声もそこそこありました。
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- Anker のロボット掃除機・掃除機の製品一覧ページ | Anker(アンカー)公式オンラインストア
一週間ほど使ってみての所感
単純に清掃力が非常に高い
実はここが一番の驚きポイントでした。これまでは従来のキャニスター型掃除機(※ 吸引力を重視した紙パック式)を使って自分で掃除していましたが、同等かそれ以上に仕上げてきます。自分で掃除していたときもそれなりに綺麗にしていましたが、やはり忙しくて簡単に済ませるしかない時などは細部が適当になってしまいがちです。その点ロボット掃除機はじっくり時間をかけて隅から隅まで順番に掃除していくため、取りこぼしというのが(原則)ありません。常に一定の高い水準で仕上げてきます。
狭くて「そこは難しいのでは?」と思うような箇所でも、筐体の幅より 2~3cm ほどの余裕がある箇所であれば平気で突入していき、問題なく戻ってきます。優秀なセンサーですね。さすが元・軍事用ロボット研究開発機関だっただけのことはある。
室内マップを自動で作成して効率よく清掃する
初回運転時は清掃と同時に室内の構造を把握しようとします。これにより室内マップを作成し、二回目以降はこれに従って清掃します。つまり効率化が図られるため余計なバッテリー消費を抑えられるということです。事実、二回目以降の清掃時間は初回よりも 10 分ほど短縮されるようになりました。

ちなみにルンバのバッテリーは単体でも販売されているため、消耗して満足に充電できなくなったとしても自分で簡単に交換できるようです。家電によってはバッテリー交換のためだけにメーカー修理に出す必要があるモノもあったりするので、この点は助かります。
段差や障害物に対して
絨毯(ラグ)くらいの段差であれば問題なく乗り越えて清掃します。ただし、ムートンのような毛足の長いラグだと巻き込んでしまうらしいので運転開始前に片付けておいた方が良さそうです。うちはキッチンマットとデスク下にある絨毯のみでいずれも毛足が短く目が詰まっているので問題ありませんでしたが、ときどき端の部分をグシャッとめくりあげてしまうことがあります。絨毯の類は床に強く吸い付かせておくといった何かしらの対策をしておいた方が良いかもしれません。
玄関の段差はほぼ必ず引っかかって立ち往生します。立ち往生すると連動するスマホアプリに「 ルンバが助けを求めています!」と通知が飛んでくるので、救助してあげなくてはなりません。対策方法は、そもそも玄関に侵入させないことです。ルンバが作成したマップ上に進入禁止エリアを指定することで、以後その付近は避けて動くようになります。
ロボット掃除機さえあれば全ての掃除が自動化されるのか?
いわゆる掃除機がけの大部分は担ってくれますが、全てがこれで置き換えられるとは思わないです。例えばトイレといった常に扉が閉まっているような部屋をロボット掃除機に清掃させるのは少々難しいでしょう。運転中のみドアを開け放しておけば可能かもしれませんが、間取りによっては廊下が塞がれてしまいます。なのでトイレ内はこれまで通り自分で掃除機をかけています。
また、椅子やキャビネットといった家具の裏側の微妙な隙間まではどうしても進入できないため、そういった箇所も自分で掃除します。もちろんルンバが来たときだけ家具をどかしてあげれば良いといえばそうなのですが、それするくらいなら自分で掃除機かけた方がマシでしょう。
「ロボット掃除機は現代人のマストアイテム」「これがないともう生きていけない」とまでは流石に思いませんが、家事の負担が大幅に軽減されるのは間違いないと思います。
少なくとも自分は購入を迷ってる人に対して「便利だし損はしないと思うよ」と言えるくらいには満足しています。